2024.12.13

“湖国の迎賓館”と呼ばれた空間でフレンチを「ベルヴァンブルージュ」

JR「大津京」駅から歩いて約15分、柳が崎湖畔公園港すぐそばの「びわ湖大津館」（旧琵琶湖ホテル）は、昭和9年（1934）年に建てられ、ホテル時代には国内外の要人が多く訪れた“湖国の迎賓館”でした。
今では多目的文化施設として活用される同館の1階にあるのが「ベルヴァンブルージュ」。
2014年4月にオープンしたレストランで、琵琶湖が一望できる明るい店内で、フレンチをベースにした創作料理などが味わえます。
店名は、美しいレイクビューが、“水の都”と称されるベルギーの港町・ブルージュを連想させることにちなみ、名付けられたそう。

現在料理長を務める志村さんは、「琵琶湖ホテル」でフレンチレストランの元料理長を務めた経歴の持ち主。なんと最初の職場が旧琵琶湖ホテルで、定年後、思い入れのある場所で腕をふるうことを決めたとか。「志村シェフの料理を目当てに来店するお客さんもおられます」とマネージャーの西川さん。

ランチタイムには「セレクトランチセット」（2500～3300円）がおすすめ。肉または魚料理か特製のカレーライスから選べるメインに、スープとサラダ、デザートなどが付きます。
メイン料理の一番人気は「牛ホホ肉のベルギービール煮込み」。じっくりと時間をかけて煮込んだ牛ホホ肉はほろほろと崩れるほど柔らかく、口に運ぶととろけるようで、うっとりとする味わい。ホップのほのかな苦みと香味野菜の甘み・うまみが一体となった、濃厚なソースも印象的です。

琵琶湖の素晴らしい眺めが望める空間は、ほかにもワッフルなどが人気のカフェタイム、本格的なコース料理（5000円〜）が味わえるディナータイムが過ごせます。
隣接するイングリッシュガーデンはバラの名所として有名で、冬はロマンティックなイルミネーションも実施。記念日やデート、家族での食事に、ぜひ出かけてみては。


コースに付くデザートは、プリン、シフォンケーキ、バニラアイスの盛り合わせ


店内・テラス席で、収容人数は100人以上。宴会が可能な大広間も


昭和初期の建築物「旧琵琶湖ホテル」の趣を残す一角にレストランはあります

＜営業データ＞
住所／大津市柳が崎5-35
電話／077-511-4180
営業時間／ランチ11：00～14：30（LO）、ディナー17：00～21：00（LO19：30）、カフェタイム10：00～11:00・14：30～17：00　※ディナーは前日までに要予約。年末年始の営業については問い合わせを
定休日／水曜（12月～2月。それ以外の期間、水曜は縮小営業日として10：00～17：00。3月の水曜は「セレクトランチセット」の提供無しで、カフェメニューとカレーなどのみ）　※そのほか「びわ湖大津館」の休館日に準ずる




「ベルヴァンブルージュ」のHPは☞コチラ