2023.08.11

辛味＆旨味あふれる一皿でパワーチャージ「麻婆豆腐専門店 color's（辛あ～ず）」

JR・京阪「膳所」駅から徒歩約10分、湖岸道路（県道18号線）沿いの小さなビルの2階に、「麻婆豆腐専門店 color's（辛あ～ず）」はあります。腕を振るうのは「辛い物好き」と口を揃える黒澤さん母娘。2022年10月のオープン以来たちまち、近隣はもちろん各地から麻婆豆腐ファンが集う人気店となっています。

店名の「color's」は、「辛（から）」にかけているのに加え、「赤・黒・白」の３つの色を冠した看板メニューが由来。四川風の辛味極まる定番「麻婆豆腐　赤」、柚子を利かせた「麻婆豆腐 黒」、そして辛味が苦手な人にもおすすめの「麻婆豆腐 白」、それぞれ普通から激辛まで5段階の辛さが選べます。

中でも女性に人気なのは、「黒」に日替わりのスープ・一品・漬物・ご飯が付いた「麻婆豆腐ランチ」（1000円）。味の決め手の黒辛柚子胡椒は、柚子胡椒では珍しい、しょう油仕込み。九州出身の義母直伝のレシピをもとにつくり上げたという、深い味わいが自慢の調味料です。さらに八角、桂皮、陳皮などの漢方スパイス入りの自家製ラー油もたっぷりかかり、シビれる辛味と複雑な旨味が広がります。ひと口ごとに快い刺激が弾け、ぐんぐん元気がわいてくるよう！

つるんとのど越しのよい豆腐は、湯豆腐用の京とうふを使用。「木綿豆腐を使うところが多いけれど、最後まで食べ飽きないように、辛さが染みない絹こしを使っています」と黒澤さん。粗みじんの豚ミンチやニンニクの芽など多彩な具材の食感も楽しく、大ボリュームなのにペロリと完食してしまいます。

そして「白」は、鶏ガラスープに胡麻ペーストを絡めた、あっさりまろやかな風味。「子連れの人も安心して来てもらいたい」との思いから生まれた一品です。またご飯は、知り合いの農家が大津市伊香立で育てる「キヌヒカリ」などの近江米で、程よいもっちり感もたまりません。ときには期間限定メニューに出会えることも。うだるような暑さが続くこの季節、辛くて旨い、そして元気がわく麻婆豆腐を食べに出かけませんか？



「麻婆豆腐 白」。揚げナス、アボカド、温玉、トマト、Mixナッツなどのトッピング（各100円）を加えれば、味や食感の変化がまた楽しい



ブラウン系でまとめられた落ち着く店内。仲良し母娘が温かくもてなしてくれるアットホームな雰囲気も魅力



湖岸道路に面したビルの２階にあるお店からは、食欲のわく香辛料の香りが漂ってきます

＜営業データ＞

住所／大津市西の庄11-6 2F

電話／077-572-9512

営業時間／11:00～14：00（LO）　17：00～22：00（LO）

定休日／日曜・祝日、第3土曜　※夜は日曜、ほか不定休あり

駐車場／なし



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