2023.08.25

優しい甘みに幸せ満ちるタルト「タルトリー ペパン」

瀬田公園近く、「フォレオ大津一里山」からもすぐの静かな住宅街に佇む、タルトとケーキのお店「タルトリーペパン」。2021年7月のオープン以来、買い物帰りに立ち寄る人はもちろん、大阪・京都からのリピーターも数多い注目店です。

「タルトリー」の名前の通り、自慢は、常時10種類ほどそろうタルト。なかでも店名を冠した看板タルト「ペパン」（1カット・330円）は、フランスの伝統的なパイ菓子・フランをもとに、若きオーナーパティシエ・坂田竜平さんが創作したもの。卵黄や生クリームなどシンプルな素材でつくられた優しい甘みのクリームと、サクッとしたタルト生地が絶妙で、ひと口味わうごとに幸せな気分に包まれます。

香ばしく、リッチな味わいが堪能できる台の生地は、厚み約8mmと比較的薄め。「練り込んだアーモンドの香りと風味が残るよう、焼き過ぎず、ふくらませ過ぎないように」丁寧に焼かれています。さらに「コク・ミルキー感・口溶け」にこだわり、3種をブレンドした生クリームも「すごく軽い」と評判。その配合や使うクリームは季節によっても変えているそう！

またこの秋におすすめなのは、モンブランをアレンジした新作の「タルト・オ・マロン」（1カット・580円）。タルト生地の上に、クレープ生地を乾燥させ砕いだフィアンティーヌとヘーゼルナッツプラリネ、2種類のチョコレートを合わせたものをひき、バニラシャンティとマロンクリームで仕上げたもので、多彩な食感と豊潤な味わいが存分に楽しめます。

一見素朴ながら、丁寧に、繊細につくりこまれた愛らしいタルトたち。自分や家族へのご褒美、そして大切な人への贈り物にもぴったりです。店頭には他にも、季節の生ケーキや焼き菓子があれこれ。いろいろ買い揃えて、秋のお茶会を開いてみるのも楽しそうです。



甘さ控えめのアーモンド入り生地を、多彩なクリームと一緒に焼き上げた「タルト・オ・マロン」



マドレーヌ、フロランタンなどの各種焼き菓子もスタンバイ。果物を数種選びオーダーできるホールケーキ（5号・4800円～）も人気



「ペパン」はフランス語で「種」の意味。タルトを”種”に、将来はカフェ併設の夢もあるそう

＜営業データ＞
住所／大津市一里山6丁目2-27
電話／050-8881-3208
営業時間／11:00～19:00 ※日曜は～18:00
定休日／火曜
駐車場／3台



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