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2023.04.28
定番から進化系まで多彩なフレーバーのおはぎを堪能「CaFe KanOn」
大津・長等山に佇む天台寺門宗の総本山・三井寺(園城寺)。拝観受付から10分ほど、いくつもの石段を上った先の高台には如意輪(にょいりん)観音を祀る観音堂があり、西国三十三所観音霊場の第十四番目の札所として多くの人々が参拝に訪れます。平安時代中期に天皇の病気治癒を願って建立され、ぼた餅が献上されたと伝わる観音堂。そのすぐ目の前に2022年、創建の逸話にちなんだおはぎが楽しめる「CaFe KanOn(カフェ カンノン) 」がオープンしました。
おはぎのラインナップは、「如意輪あずき」「抹茶」「ナッツ」「ごま」の定番4種と、季節替わりの2種、合わせて6種類(各250円)。取材時は「櫻」と「ゆず塩」が登場していました。国産大納言小豆と和三盆から作られるあっさりとした甘さの「如意輪あずき」、ミックスナッツの歯応えとなめらかなクリームチーズ餡の取り合わせがたまらない「ナッツ」、ふわりと香りが鼻に抜けるゆず餡とトッピングのトリュフ塩が絶妙な「ゆず塩」など、見た目も味も個性豊かでどれにしようか目移りは必至。中の柔らかな餅は、滋賀県産のもち米を使って毎日店で炊き上げ作るもの。「出来立ての味を楽しんでもらいたいので、作り置きはしていません」と代表の松井昌彦さん。
おはぎと一緒に堪能したい、紅茶やフレーバーティーも看板メニューです。定番の「ダージリン サマーゴールド」(550円)や季節替わりの「ロージーローズヒップ」(550円)など、いずれも紅茶好きの間で広く知られるドイツの老舗紅茶メーカー・ロンネフェルトの茶葉を使用。香り高くすっきりとした味わいがおはぎの味を引き立て、優雅な気分にひたれます。曲げわっぱのような木製容器もかわいい、おはぎの持ち帰りも人気です。滋賀が誇る三井寺の拝観も兼ねて、見た目も味も期待を裏切らない絶品おはぎを味わってみて。
レモン•オレンジ•ソーダなどの味が揃う「イタリアン ソーダ」(各500円)といったドリンクメニューも
ネオジャパネスクをテーマとした店内では、赤べこや花手箱などの伝統的な民芸品も販売
テラス席もあり、天気が良ければ琵琶湖や大津の街並みが眺められます
<営業データ>
住所/大津市園城寺246 園城寺三井寺観音堂売店
電話/非公開
営業時間/10:30〜16:30(LO16:00) ※入店には別途入山料が必要
定休日/火曜
駐車場/350台 ※三井寺大駐車場(有料)
「CaFe KanOn」のInstagramは☛コチラ