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2019.04.05
人気漫画家が描く“仏の世界”
三井寺で出合う個性あふれる全74作品
「漫画家による仏の世界展」
『緋の稜線』などを描いた佐伯かよの「吉祥天」
子どもはもちろん、大人も大好きな「マンガ」。手に汗を握るアクション系から家族みんなで楽しめるほのぼの系まで、さまざまなジャンルのマンガが毎日のように作られています。毎週発行されるマンガ雑誌を購読していたり、インターネットの読み放題サービスなどを利用している人も多いのでは。
5月19日まで総本山三井寺 観音堂書院で開催されている「漫画家による仏の世界展」は、往年の巨匠から多くの連載を抱える人気作家まで、60名を超える漫画家が描いた「仏」をテーマにした作品が一堂に会する展覧会です。
2011年に起きた東日本大震災をきっかけに、日本酒・黄桜のカッパでおなじみの小島功が「漫画家の力で“仏”を描けばきっとすごい作品が揃うはず」と声をかけ、その主旨に賛同した漫画家が集まり、2014年に第1回目の展覧会が京都で開催されました。その後国内外を巡回し、今回で15回目。
漫画家には“仏”というテーマのみが伝えられているので、それぞれの世界観が反映された個性あふれる全74作品が並びます。『天才バカボン』『おそ松くん』の赤塚不二夫による「レレレ千手観音」、『アリエスの乙女たち』『天上の虹』の里中満智子による「童子」、『キャンディ・キャンディ』のいがらしゆみこの「如意輪観音」をはじめ、ちばてつや、モンキー・パンチ、江口寿史、浦沢直樹など、人気作家の作品に出合うことができます。
4月13日(日)14:00からは、『クッキングパパ』のうえやまとち、『味いちもんめ』の倉田よしみが来場して「トークショー&サイン会」を実施します。
人気作家の原画などを見ることができるまたとないチャンスです。春の暖かな陽気の中、お散歩を兼ねてぜひ訪れてみて。
[データ]
漫画家による仏の世界展
住所/大津市園城寺町246 総本山三井寺 観音堂書院
開催日/開催中~2019年5月19日(日)まで
開催時間/9:00~16:30(最終受付16:00)
料金/大人500円、小中高生300円、未就学児無料
駐車場/350台(有料)
問い合わせ/03-6312-8769(漫画家による仏の世界展実行委員会)
「漫画家による仏の世界展」のHPは▶ こちら