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2018.08.10
暑さを忘れてエンジョイ! 滋賀のひんやりスポット
全国各地で40℃近くまで気温が上がっている今年の夏。
子どもたちはせっかくの夏休みでも、
思いきり外で遊べるタイミングが少ないですよね。
今回は、平地に比べて数℃~10℃以上も涼しい
県内の「ひんやりスポット」ご紹介します。
熱中症などに注意しながら、家族で涼しい夏を満喫して。
写真協力:(公社)びわこビジターズビューロー
10℃前後も気温が低い日本百名山のひとつ
伊吹山
雄大な伊吹山の自然を全身で感じて
県下最高峰の標高1,377mを誇る伊吹山。天然記念物にも指定されており、薬草や亜高山植物などの宝庫としても知られています。琵琶湖や比良山系、遠くは伊勢湾まで眺めることができる大パノラマが広がる山頂は、平地に比べて10℃ほど気温が低く、山麓から約3~4時間程度で登山が可能。青空の下、鮮やかな姿を見せる植物を観賞しながら山登りが楽しめます。
伊吹山は、比較的登山がしやすい山とされていますが、登山道には日陰がないので、水分補給などの熱中症対策と登山に適した格好は忘れずに。伊吹山ドライブウェイを使えば、9合目まで車でアクセスできるため、登山がつらいという人でも、気軽に山頂にアクセスできます。
下山後は、総合施設「ジョイいぶき」の薬草風呂に入ってリラックスしたり、道の駅「伊吹の里」でお土産に米原の特産品を買ったり。また、道の駅に隣接する「ミルクファーム伊吹」ではソフトクリームやジェラートが人気。山登りと合わせて訪れるのもおすすめです。
かわいい植物が登山の疲れを癒してくれる
薬草風呂、薬草園などを併設する「ジョイいぶき」
<データ>
場所/住所/米原市上野1488(登山口)
住所/米原市上野1488(登山口)
時間/24時間
料金/伊吹山入山協力金300円
駐車場/有料
問い合わせ/0749-58-2227(米原観光協会)
「伊吹山」のHPは
▶ こちら
マイナスイオンに包まれる名瀑
楊梅の滝
滝の冷たい水しぶきが気持ちいい
雄滝、薬研滝・雌滝の3段に分かれ、合計76mという県下一の落差を誇る楊梅(ようばい)の滝。JR湖西線の車窓や琵琶湖を運行する船からも確認できるその姿は、白布を垂れかけたように見えることから、別名・布引きの滝とも呼ばれています。
平地に最も近い雌滝は、駐車場からたった180mの距離。道も比較的整備されていて日陰も多いので、子どもでも歩いて向かうことができます。滝の付近では、水しぶきのミストがたっぷり。マイナスイオンを浴びて夏の疲れも吹き飛びそう。雨の日は滑りやすいので注意してくださいね。
滝の付近には、アスレチックやプラネタリウムなどで遊ぶことができる「比良げんき村」や、白砂と松の景観が美しいキャンプ施設も備わった湖水浴場「松の浦水泳場」なども。湖西の観光と合わせて、気軽に滝を訪れてみては。
ファミリーで楽しめる「比良げんき村」
きれいな水をたたえる「松の浦水泳場」
<データ>
住所/大津市北小松
時間/24時間
料金/無料
駐車場/3台(比良げんき村の駐車場を利用)
※7月末現在、大雨の影響で滝への順路が封鎖されています。詳細は大津市にお問い合わせください。
▶「楊梅の滝」のHPは
▶ こちら
探検家気分で涼しい鍾乳洞を散策
河内の風穴
洞内では大自然の迫力を体感
河内の風穴(かわちのかざあな)は、霊仙山塊(りょうぜんさんかい)カルスト地帯にあり、約55万年前にできたとされる鍾乳洞。県の天然記念物に指定されており、その全長はなんと10,000mを超えるそう。1m程度の狭い入口から中に入っていくと、高さ20m・幅20mの大空間が広がっています。訪れることができるのは200mほどのルートですが、ゴツゴツとした岩肌の道を手すりを頼りに進んでいくのはスリルいっぱいで、まさに冒険している気分。洞内は一年を通して12~13℃なので、汗が一気に引いてしまうくらいの涼しさ。入口付近では、洞の中から外へ吹き抜けるひんやりとしたミストを浴びることができます。洞内では現在も鍾乳洞が作られ続けているそうで、自然が生み出した神秘的な美しさに触れてみて。訪れる際は、汚れたり濡れたりしてもいい服装・装備をお忘れなく。風穴には川沿いを歩いて向かいます。冷たい清流を楽しんだりしながら、のんびりと散策するのもいいかも。
現在も少しづつ伸び続ける鍾乳洞
涼やかな清流沿いを歩いて向かう
<データ>
住所/犬上郡多賀町河内宮前
時間/10:00~16:00(夏期9:00~17:00)
料金/大人500円、子ども300円
休み/無休(多雨、降雪時は休み)
駐車場/25台(1台400円)
問い合わせ/0749-48-0552(河内風穴観光協会)
「河内の風穴」のHPは
▶ こちら