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2021.03.19
きなせや
和菓子のイメージをくつがえす、新感覚どら焼き
ドライフルーツ、アドベリー、ラムレーズン……。どれも洋菓子によく使われる食材ですが、これらはすべてどら焼きの材料でもあるんです。
JR堅田駅から国道沿いを南西に約10分歩いた場所に建つ、どら焼き専門店・きなせやでは、和菓子のイメージにとらわれない、斬新などら焼きに出合うことができます。
定番のつぶあん・こしあんはもちろん、ドライフルーツあんなど、常時約10種類が並ぶ「どら焼き」(左から羽二重もち入り/ココア生地とバナナあん[カシューナッツ入り]/ミルク生地とラムレーズン・各216円)。
和・洋が融合した多彩なラインアップは、先にあんを考案し、次にあんに合うよう生地を考えるのだとか。例えば「コーヒーあんは風味が強く、普通の生地だと負けてしまうため、クルミを使ってコーヒーと相性が良い生地に仕上げました」と代表の小野塚寛司さん。材料はなるべく滋賀県産のものを使い、口に運べば素材そのものの味をしっかりと感じることができます。甘さは控えめで、幅広い世代の口に合う上品な味わいが魅力です。
富山・京都で和菓子職人として経験を積んだ小野塚さん。ゆったりとした大津の雰囲気を気に入り、2020年4月にきなせやをオープンしました。数ある和菓子の中でどら焼きを専門にした理由は、「元々好きだったのと、大きな設備が要らず一人で製造販売がしやすい」から。店の奥にある製造スペースで、どら焼きを一つひとつ手作りしています。
小野塚さんの故郷・新潟の方言で「いらっしゃい」を意味する店名には、「世代を問わず、日常のおやつとして気軽にどら焼きを楽しんでほしい」という思いが込められています。ここでしか味わえないどら焼きを求めて、普段和菓子に馴染みのない若い女性も多く訪れるのだとか。
老若男女に愛される、“新感覚どら焼き”をご賞味あれ。
6〜16個の箱詰セットは、お土産やプレゼントにぴったり
店内で丁寧に炊く小豆は、あんによって4種類を選別
店のロゴは小野塚さんの実家の柴犬がモチーフ
<営業データ>
住所/大津市本堅田3-11-16
電話/077-574-7062
営業時間/10:00~19:00
定休日/火曜・水曜
駐車場/15台
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