2021.12.17

クリスマスにぴったり！優しい味わいのシュトーレン

気が付けば12月も半分を過ぎ、もうすぐクリスマス。この時期によく見かけるようになったスイーツが、ドイツの伝統菓子・シュトーレンです。シナモンやカルダモンといったスパイス入りの生地にドライフルーツやナッツを練り込んだ菓子パンで、ドイツやオランダではクリスマスを待つ4週間のアドベント（待降節）の間、薄くスライスして少しずつ楽しむ習慣があります。
仰木の里の住宅街にあるベーカリー・一心堂でも、そんなシュトーレンは毎冬の定番メニューとして人気を博しています。

同店で毎年11月中旬からクリスマスまでの期間に作られる「シュトーレン」（2,000円）。コク深い北海道産バター100%を使用した生地の中に、3か月ほど前から洋酒に漬け込まれたリンゴ・ブルーベリー・カレンズといったドライフルーツとクルミがたっぷり入っています。ミックスするスパイスをシナモン1種類だけにし、スパイスの苦手な人や子どもも食べやすいようにしているのも特長です。
口に運ぶと、甘みと酸味の絶妙なバランスの中にラム酒の香りとブランデーの深い味わいがほのかに感じられます。クルミのカリカリとした食感が、しっとり生地の良いアクセントに。

「焼き上げて数日後、生地がしっかり熟成してからが食べごろ」と店長の堀井賢一さん。バターや洋酒の風味が生地に染み込むことで、日々味や香りが変わっていくのも楽しみの一つ。クリスマスの到来を待ちわびながら、少しずつ味わってみて。


曜日限定の食パンをはじめ、毎日40～50種類のパンが並びます


「パイコルネ」（220円）は、サクサクのパイ生地の食感を生かすため注文後にクリームを注入。クリームはカスタードとコーヒの2種類


オープンは2013年。地元の人から親しまれているベーカリーです

＜営業データ＞
住所／大津市仰木の里東3-8-4





電話／077-572-7855
営業時間／7:00～17:30 ※パンがなくなり次第閉店
定休日／日・月曜 ※不定休あり
駐車場／なし

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