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2023.09.22

コーヒーの香り広がる羊羹をスイートなパフェに「Cafe Restaurant Inti」



大津市役所のほど近く、緑豊かな長等山のふもとに建つ大津市立市民文化会館の1階に、2020年7月オープンした「Cafe Restaurant Inti(カフェ レストラン インティ)」。大きな窓いっぱいに広がる緑と琵琶湖の眺め、そして自家焙煎コーヒーが看板の、くつろぎの空間です。

自慢のコーヒーは、オーナーの荒川孝男さんが小型焙煎機で生豆から丁寧にロースト。メニューには、浅煎りの「びわ湖ブルー」をはじめとするオリジナルブレンドやシングルオリジンなど、20種近くが並びます。さらに、コーヒーゼリーパフェやコーヒーマフィンなど、コーヒーを使った自家製スイーツも豊富。

これらのコーヒースイーツの中でも、2022年秋の登場以来、看板メニューとなりつつあるのが、コーヒー羊羹「珈福(こうふく)」です。元はと言えば、荒川さんがご家族の旅のお土産で出合ったコーヒー羊羹に感銘を受け、「自分でも作ってみたい」と思ったのが開発のきっかけだそう。

味の核となるのは、荒川さんがドリップした中煎りのブレンドコーヒーを、さらに煮詰めて作った自家製コーヒーエキス。それを、大津市堅田の和菓子司・金時堂の和菓子職人が、寒天・小豆・砂糖などのシンプルな材料だけを使って、香り高い羊羹に仕上げています。

羊羹だけでもコーヒーのお供にぴったりですが(単品・360円)、ぜひ味わっておきたいのが「珈琲ようかんパフェ」(680円)です。抹茶のババロアとたっぷり生クリームの上に、小さくカットされたコーヒー羊羹が乗った個性的な姿。口に運ぶと、なめらかで上品な甘みの中に広がるコーヒーの香りと、ほろ苦い後味をそっと包み込む優しいミルク風味のクリームに心癒されます。

パフェはドリンクとのセット(980円)でもオーダー可能。琵琶湖が見渡せる開放的な窓際の席に座って、ちょっと大人の味わいを堪能してみて。



2023年に登場した新作ブレンド、珈琲発見伝説(450円)はモカ品種がベース



コーヒーの風味を最大限に引き出すために、ドリップは90℃弱のお湯で



大津市歴史博物館に隣接。琵琶湖や街路樹が眺められる窓際席が人気

 

<営業データ>
住所/大津市御陵町2-3 大津市立市民文化会館1階
電話/077-599-4570
営業時間/9:00~17:00
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場/70台



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